先日はセマナサンタ初日の枝の主日(日曜日)のイベントをお知らせしましたが、バルセロナではその後、木曜日と金曜日にもプロセシオン(宗教的なパレード)が行われます。特にイエスが十字架にかけられた聖金曜日は見応えのあるプロセシオンがご覧になれます。
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【セマナサンタについて】
セマナサンタとは、復活祭(イースター)の直前の1週間。イエス・キリストがエルサレムへ入城し歓迎されたものの、それを面白く思わないローマ人に捕らえられ十字架にかけられて亡くなった・・という受難の1週間です。
歓迎ムードだった初日の枝の主日から4日後の「聖木曜日」は最後の晩餐の日。イエスは使徒の足を洗い食事を共にしましたが、ユダに裏切られて捕らえられる、まさに激動の1日です。
今年の聖木曜日、4月14日にはイエスの血の十字架プロセシオンがあります。
そして翌日の聖金曜日はイエスが十字架にかけられて亡くなった日。プロセシオンもクライマックスです!日が沈む前から始まるプロセシオンがカテドラルへ到着する頃には辺りが暗くなりライトアップされます。
【聖木曜日のプロセシオン】
4月14日(木)
時間 21:00頃
血の十字架のプロセシオン
発着地@Santa María del Pi教会
【聖金曜日の大プロセシオン】
4月15日(金・祝)
19:00~23:00頃
苦悩の聖母とイエスのプロセシオン
プロセシオン経路
Sant Jaume教会,
Ferran, Rambla,
Cardenal Casañas,
Plaça del Pi,
Plaça de Sant Josep, Pi,
Portaferrissa, Boters,
Catedral@21:00(司教による説教),
Santa Lucía, Obispo,
Plaça Sant Jaume,Ferràn,
23:00 Sant Jaume教会
聖金曜日のプロセシオンは必見ではありますが長いです!一部だけご覧になる事をお勧めします。カテドラル前へ見に行く場合は(キリスト教徒でなければ)司教さんのお話が始まる前に帰りましょう。
私はこの宗教行列を見ると、あぁスペインはカトリック国なのだな・・と、思い出します。
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