オリンピック30周年!プロジェクションマッピング@7/21-24

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monjuic-paseo-8来たる7月25日はバルセロナオリンピックの開催からちょうど30年になります。

BCNオリンピック30周年を記念して、今週はサンジャウマ広場でプロジェクションマッピングが上映されます。

21~24日の夜、短時間のあいだに数回繰り返して上映されますのでお出かけついでにご覧になってはいかがでしょう?

今回はプロジェクションマッピングの日時と共に、オリンピック当時の背景も(私目線で)ご紹介しますので宜しければお付き合い下さい。

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【92年バルセロナオリンピックについて】

1986年、92年夏季オリンピックの開催都市にバルセロナが選ばれました!

当時のスペインの状況はというと、75年に独裁者フランコが亡くなり、王政復古。独裁者から引き継いだ国王が予想に反して国の民主化に尽力した事もあり、78年に新憲法承認、立憲君主国へ。82年、かつてのフランコ反対派が政権に参加。・・と、スペインが大きく変化していた頃です。

音楽界にもユニークなアーティストが溢れていた時代です。伝説のグループ、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーがカタルーニャのソプラノオペラ歌手、モンセラット・カバリェと「バルセロナ」を開会式でデュエットする運びとなりました。

しかし、フレディがオリンピックの数ヶ月前に亡くなり、モンセラット・カバリェはフレディの代役ホセ(ジュセップ)・カレーラスと別の曲を歌い、「バルセロナ」は、オリンピックのBGMとして使われるに留まりました。

また、開会式では坂本龍一が作曲と指揮を担当する場面もありました。

閉会式ではこちらもオペラ調の「Amigo para siempre」が歌われましたが、この曲は後にカタルーニャのルンバグループによる別バージョンが出て大ヒット曲に。

さらに2007年上海オリンピックでも同歌手ホセ・カレーラスが中国の女性歌手とデュエットしました。

スペイン選手団入場では、セーリングの選手として出場したフェリペ皇太子(現国王)が旗手を務めました。

世界情勢としては、前年にソビエト連邦崩壊があり、旧ソ連統一チーム(EUN)が参加。日本ではバブル崩壊直前というタイミングでしたね。

2022-cobiバルセロナオリンピックのマスコット、Cobi。
・・・時代を感じますね。

【プロジェクションマッピング】

7月21~24日(木~日)
@Plaça de sant jaume

21(木) 22:00
22(金)

 

22:15 / 22:30 / 22:45

23(土)
24(日)

サンジャウマ広場の市庁舎正面で360°プロジェクションマッピングが上映されます。

内容の詳細はわかりませんが、当時のバルセロナを知る人にとってはエモーショナル?かもしれませんね。私は記事を書くにあたり色々調べて分かった気になったのでマッピングも見てみようかと思います。

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