今年から減税!スペインの宝くじ

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2018-takarakuji明日、12月22日はスペインで売り上げ・賞金ともに最大の宝くじ、Lotería de Navidad(クリスマス宝くじ)の抽選日です。(今年の宝くじCMは⇒コチラ

日本では宝くじ当選金は非課税所得となり税金を払う必要がありませんよね。スペインでもかつては非課税だったのですが、2013年から2,500ユーロを超える賞金に対して20%の税金が課せられていました。

それが、今年7月5日からは10,000ユーロまで非課税限度額が引きあがりました。例えば、今年のクリスマス宝くじで20,000ユーロ(20ユーロ券の4等当選賞金)が当たった場合、(限度額を超える分の)10,000ユーロの20%である2,000ユーロを税金として払う事になります。

そして、減税はまだ続きます。2019年には20,000ユーロを超える宝くじの賞金に対しての課税となり、来年のクリスマス宝くじはもちろんの事、年明けすぐの人気宝くじ、Sorteo del Niño(子供の日の宝くじ)でも賞金20,000ユーロまでなら当たっても税金を取られない事になります。

さらに、2020年には、賞金40,000ユーロを超える額への課税になるそうです。例えば、クリスマス宝くじ20ユーロ券で3等当選して賞金50,000ユーロ(約640万円)の場合、課せられる税金は、2013~17年まで9,500ユーロ(約121万6千円)だったのが、今年2018年は8,000ユーロ(約102万4千円)、2019年は6,000ユーロ(約76万8千円)、2020年には2,000ユーロ(25万6千円)と、徐々に減額する事になります。

もちろん、1等賞金400,000ユーロ(約5120万円)や2等賞金125,000ユーロ(約1600万円)などに当たれば(多少減額するものの)それなりの課税は免れませんが、むしろ税金の心配をするような大当たりを出してみたいものです。

取らぬ狸の皮算用ではありますが、ご参考までに。スペイン在住の皆様、高額当選を夢見て明日の宝くじ抽選日を迎えましょう。¡Buena suerte!

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