バルセロナのボルン・カルチャーセンター前に、独裁者フランコ像が展示。憤る住民が卵を投げつける・・というニュースで賑わっていたここ数日。ニュースをこの目で確かめに行ってきました。
★追記★何と、この記事を書いた日の夜に破壊、撤去されました!詳細は⇒コチラ
展示開始から3日後の写真ですが、卵やペンキでかなり汚れています。一時は豚の頭も置かれていたそうですよ。
現在、同センターではフランコ政権下で苦しめられた時代の様子を画像、映像を交えて特別展示中(2017年1月8日まで無料でご覧になれます)。バスクやカタルーニャが中央政府を嫌う一因(他にも色々あるでしょうが。。)となったスペインの黒歴史。Aixó em va passar=That happened to me.
*英語の説明文プリントも置いてありました。
このボルンカルチャーセンターの建物は、1876年にバルセロナ初の屋内市場として作られ、市場としては1971年まで役割を果たしました。その後、この歴史的建造物の取り壊しを反対する声が大きくなり、修復工事に着手したところ、思わぬ遺跡が発見されて現在の形になりました。バルセロナの1700年前後の姿、遺跡を上から自由に見ることが出来ます。
ボルン・カルチャーセンターのウェブサイト⇒BORN CCM
ゴシック地区散歩のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
今なら、首なしフランコ像が目印ですよ。
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