大晦日恒例バルセロナの「鼻マラソン」

ブラジルのサンパウロで大晦日に開催される
サン・シルベストレ国際マラソンは有名ですが、
バルセロナでも同様のマラソン大会が開催されています。

しかし、近年「サン・シルベストレ」⇒「鼻マラソン」と改名。

どうも、バルセロナで伝承される
「大晦日の鼻男」が名前の由来らしい。

【３６５の鼻を持つ男】
大晦日にだけ姿を現わす謎の多鼻男（っていうのか・・？）。

「さっき、鼻男を見かけたよ。まだその辺を歩いているかも？」
などと、大人にからかわれた子供達が　血眼になって鼻男を探す、
大晦日伝統のジョークだそうだ。

伝説では３６５個の鼻を毎日ひとつずつ失うので、
大晦日には鼻がひとつだけ残っている筈（？）だが・・。

バルセロナで伝承されている（他のいくつかの地方でも言い伝えられている）
この「鼻男」の話にちなんで、大晦日マラソンの名を
「Nassos」（西語で「Narices」日本語で「鼻（の複数形）」）と変更したようだ。

【バルセロナの鼻マラソン】
内容はスペイン各地で開催されるサン・シルベストレ・マラソンと同じ。
大晦日の17:30開始、バルセロナの海岸～中心街をグルリと回る１０キロ走で、
１６歳以上なら誰でも参加できる（１８歳未満は保護者の署名が必要）。

インターネットで１２月２０日の２４時まで受け付け中だが、
参加者が定員数に達した場合は締め切られる。
参加費１４ユーロ、チップ必須で、
２ユーロの使い捨てチップも用意されている。

バルセロナ大晦日マラソンの詳細はコチラ⇒Cursa dels Nassos マラソンのポスターが　また可愛いですよね( ´艸｀)

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