５月３１日は移動祝日の聖体祭です。スペイン各地でプロセシオン（宗教行列）がありますが、バルセロナではユニークな「踊る卵」が必見です。
宙に浮かぶ摩訶不思議な卵。その由来は、生命の周期や時の移り変わりを意味するとか、いや、遊び心から生まれた伝統娯楽だとか様々な説がありますが、１６３７年にはカテドラル回廊の噴水に踊る卵登場の記録があります。さらにその誕生は１５世紀 ― 何と６００年の歴史を持つバルセロナの伝統行事です。
Sponsored Link
この日、バルセロナは祝日ではありませんが、木曜日の聖体祭から週末にかけて、市内２０箇所ほどのパティオや庭園の噴水が花で美しく飾られ、水に乗ってゆらゆら踊る卵が人々の目を釘付けにします。バルセロナ滞在中の方は是非行ってみて下さいね。
【聖体祭の踊る卵情報】
５月３１日（木）～６月３日（日）
踊る卵、および花の絨毯が見られる場所は約２０箇所あります。特に人気なのは、カテドラル中庭回廊、フレデリク・マレー美術館、Palau del Lloctinent、Casa de l’Ardiacaなどでしょうか。これらは場所も隣接しているので周りやすいかと思います。
踊る卵＠聖体祭の詳細はコチラ⇒programa corpus-pdf
＊p.5～9に、踊る卵＆花の絨毯の場所と地図が掲載されています。各日のイベントチェックはp.10～。
【５月３１日、特別入場無料になる場所】
Casa de l’Ardiaca
Ateneu Barcelonès
Museu Etnològic（民族博物館）
フレデリク・マレー美術館
Parròquia de Santa Anna
Reial Acadèmia de Bones Lletres＊～６月２日迄
ペドラルベス修道院博物館
また、カテドラルでは聖体祭前日の５月３０日（水）17:00-19:00にも、踊る卵がご覧になれます。
聖体祭の宗教行列（パレード）については後ほどお知らせします。
【ランキングに参加しています】
Sponsored Link
コメント