昔は砦だった！シウタデリャ公園

シウタデリャ公園は、年中無料開放で、
サイクリングやランニング、ボートに乗ったり、
芝生やベンチで一休みなど、皆が思い思いに過ごしている。広い敷地内にはカタルーニャ州会議事堂や動物園もあり。
また、メルセ祭（今年は9/18～24）などには
イベント会場として賑わう、市民の憩いの場です。

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【公園の歴史】
かつての「要塞」（＝シウタデリャ）を公園にした事から、この名前がついている。

１８世紀初め、スペインの王位継承を巡ってヨーロッパ諸国が争っていた中、
時のスペイン王、ハプスブルク家のカルロス２世が崩御、
遺言でブルボン家が王位を継承する事に。

しかし、ブルボン家率いるスペインへの降伏を
最後まで拒絶していたのがバルセロナ。

長い闘いを経てついに陥落したこの地に、国王フェリペ５世の命で
星型の要塞（函館の五稜郭をもっと複雑にしたような形）が建設され、
それに伴い、この周辺の人家１２００戸と修道院も壊される。

長年、バルセロナ市民の中央政府への憎しみの象徴となっていた要塞は、
その後、取り壊される運びとなる。
（一部の建物は残され、別の用途（議事堂など）に利用されている。）１８８８年のバルセロナ万国博覧会のために、
ジュセップ・フォンセーレに公園の設計が依頼されたが、
この時、若きガウディもプロジェクトに参加して主に水のモニュメントを担当、
滝下の庭園洞窟はガウディの設計だそうだ。

その他、この時代の彫刻作品が多数みられるのもこの公園の特徴。
【写真撮影スポット】
噴水前も絵になるけれど、
マンモスの像が一番人気の記念撮影スポット。
写真撮影のために列を成している事もあるので、仲良く並んで順番を待とう♪【アクセス】
公園への分かりやすい入口は、Pg. de Picasso、もしくは、
凱旋門から続くPg. Lluís Companysを進んでPg.Pujadesに交差する所。
最寄りのメトロ駅はBarceloneta(L4), Arc de Triomf(L1)【ランキングに参加しています】