バルセロナでもメルセ祭が来週末から始まりますが、
まだまだスペイン各地でお祭りは続いています。今回は、ユニークで愛すべき中世祭、ジローナ県カステリョ・ダンプリアスの、
Festival Terra de Trobadors(吟遊詩人の里フェスティバル)をご紹介します。
イベント満載、魅惑の中世祭の様子を、とくと御覧あれ♪
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【吟遊詩人の中世祭?】
中世祭のタイトルに「吟遊詩人(Trobadors)」とは、これいかに?
”Trobadors”とは、中世の抒情詩の詩人、歌手(及び作曲家)の呼び名。
主に騎士道や宮廷の愛をテーマに歌い上げていたそうです。というわけで、このフィエスタでは、町のアチコチで、
中世スタイルの大道芸人が演奏したり踊ったり、寸劇を繰り広げます。↑バグパイプ演奏中、老若男女がダンスの輪を作って一緒にパフォーマンス。
ヒガンテス(巨大人形)と一緒に踊るカベスードス(大頭人形)これ、飛び入り参加の子供達なんだけど、皆ノリが良い。
【市場では中世通貨】
中世の青空市場ではユーロは通用しません!
露店を覘く前に中世通貨に両替しましょう。大きいコインは5ユーロ相当。
棒刺し渦巻きソーセージやドリンク、セカジョーナ(カタルーニャ風細サラミ)、魔女の館(!)にも入って2人で20ユーロ相当の中世貨幣を消費。
結構遊べましたね。子供銀行券のママゴトみたいで面白かったです。【イベントは盛り沢山】
上記の他にも、鷹使い、
エコ遊園地の木製観覧車や手押しバイキングはヘルメットを被っているのが可愛い。中世の拷問の道具の展示場まであった。しかも、大盛況だったり・・(怖)。
私が気に入ったのは、中世の馬上槍試合トーナメント。
スイカ割り・・いや、スイカ斬り(?)、槍投げ、一騎打ち、・・などなど、中世騎士の技にうっとりタイムスリップ~~。
競技は真剣そのものですが、騎士それぞれにキャラがあり、
コミカル仕立てで観客も沸いていました。
カタルーニャのシンボル(?)ロバも沢山いましたよ。【祭り情報まとめ】
中世祭の開催地は、ジローナ県のフランス国境に程近い
Castelló d´Ampuriesカステリョ・ダンプリアス。
中世の佇まいを残す、城壁のある美しい町です。アクセスは・・・
バルセロナからは北東へ150km。車では1時間半ほど。
ノルド駅から本数は少ないけれどバスの便あり。所要2時間ほど。
この中世祭、残念ながら今日で終わってしまうのですが、
今年は第25回、もちろん、来年もあります!!
来年は絶対行くぞ!と思った方の参考になれば幸いです。
中世祭のサイト⇒terra de trobadors
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