今週はバレンタインデーもありますが、木曜日からはカルナバル（カーニバル）が始まります。
カーニバルと言えば仮装イベント。スペインではハロウィンよりもカーニバルの方が歴史も古く各地で盛り上がります。
バルセロナでも各地域で仮装パレードやイワシの埋葬などのイベントが催される他、市場やバルの店員や子供達の扮装が町中に溢れる１週間です。
パレードなど市民参加型のイベントが多いですが、特出すべきはカーニバル第一日目の脂の木曜日、ランブラス通りで女王によるカーニバル開催宣のショーと花火がご覧になれます。
というわけで今回は「脂の木曜日」から「灰の水曜日」まで、バルセロナの『カルナバル』の流れをご紹介します。
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【バルセロナのカルナバル2023】
２月１６日（木）脂の木曜日
カーニバル開始、各地域でイベント。
＊ランブラスのカーニバル女王イベント
18:30～ランブラス通りの海岸寄り⇒Palau de la Virreinaへ
ヒガンテスも登場、最後に花火とオレンジの花吹雪もあります。
２月１７・１８・１９日（金土日）
各地域で仮装パレード開催。
２月２２日（水）イワシの埋葬
各地域で子供達参加によるイワシの埋葬があります。
他にも、トルティーヤ（オムレツ）のコンクールなどユニークな催しも多数用意されています。
カーニバルのイベント詳細⇒Web Site
イベントプログラム⇒pdf
さらに、カーニバル終了後の流れは・・
２月２３日（木）四旬節スタート
４月２日（日）セマナサンタスタート
４月９日（日）復活祭（イースター）
＊移動祝日のイースター（復活祭）から逆算してカーニバルの日付が決まります。カトリックの世界では四旬節からは自粛節制モードとなるので、その前にお祭り騒ぎ！というのがカーニバル期間です。
カーニバルに付き物の食べ物としてはブティファラ（ソーセージ）、特に卵入りのブティファラがこの時期、店頭で売り出されます。お菓子はCoca de Llardons（Chicharrones）という豚脂身の揚げかすを練り込んだ甘いパイなど。他にはセマナサンタの揚げ菓子なんかを前倒し（？）で食べる事も。
カーニバルのイベントは市民参加型の物が多いですが、町中に仮装している人がいるので散歩するだけでも楽しめます。自ら仮装してイベントに参加するのも一興ですね。
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