バルセロナのお祭りに明るさとユーモアを添える巨大人形ことヒガンテス。今年はそのヒガンテスがバルセロナの文献に初めて登場してから何と600年を迎えます。
ヒガンテス登場600周年を記念して、4月28日（日）はバルセロナの凱旋門arc de triomfにスペイン国内のヒガンテス600体以上が集結！パレードとダンスを披露して盛大にお祝いします。
ヒガンテスのパレードなんてこの辺りの年中行事じゃん？と言うなかれ。バルセロナ市内のヒガンテス達はもちろん、北部カタルーニャ、バレンシア、アラゴン、ナバラ、バスク、マドリッドから駆け付ける大勢の巨大人形が一堂に会するまたとない機会、見逃せませんよ。
今回はバルセロナにヒガンテスが登場して600周年の記念イベント情報と、日本ではあまり馴染みのないヒガンテス（巨大人形）についての簡単な説明もご紹介します。
ヒガンテス（巨大人形）とは
主にヨーロッパやラテンアメリカ各地でお祭りイベントの一環として登場する巨大な人形がヒガンテスです。数メートルに及ぶ大きな体を揺らしながら踊りパレードする姿はバルセロナのフィエスタでも欠かせない存在となっています。
王と王妃など男女一対で作られている事が多く、様々な民族や時代、職業の人形が見られるのでヒガンテスを通して各地方の文化や歴史が垣間見られるのも興味深いところです。近年はKimonoを着た東洋人のヒガンテスなども目にするようになりました。
さて、そんなヒガンテスですが、イベリア半島での歴史は古く、1200年代から文献に登場していたそうです。バルセロナでは1424年が一番古い記録で、今年はその文献初登場から記念すべき600周年です。
ヒガンテス600周年の大パレード
【日時】
４月２８日（日）11:00～
【スケジュール】
09:00 ヒガンテス集合（スタンバイ）
11:00 パレード開始
スタート地点は４ヵ所（シウタデリャ公園、Urquinaona広場、ボルン・カルチャーセンター・イ・メモリア、ノルド駅公園）
４方から凱旋門が目印のpasseig de Lluís Companysに向かってパレード。
11:30 到着＠passeig de Lluís Companys
13:00 ダンスを披露
13:30 終了
情報まとめ
地元バルセロナはもちろん、首都マドリッドを含むスペイン各地から230グループ、600体以上のヒガンテス（巨大人形）が集結する大パレードがご覧になれます。
パレード開始は４月２８日（日）11時。市内４ヵ所から最終地点のpasseig de Lluís Companysに向けて踊りながら移動します。到着後はヒガンテス達によるダンスの披露あり。
＊また、イベント前日の４月２７日迄は、ボルン・カルチャーセンター・イ・メモリアで地元バルセロナの人形を中心にヒガンテスの展示がされています。
詳細⇒600anys-gegants
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