気が付いたら、クリスマス目前!
世間は騒いでるけど、ぶっちゃけ、クリスマスって、どう過ごすの?
と、おっしゃるアナタのために、今回は、
「クリスマスのシナリオ」をダイジェストでご紹介します。
これさえ読めば、バルセロナのクリスマスはバッチリ!(地方限定)【12月24日 クリスマス・イブ】
Nochebuenaと呼ばれるイブの夜は、
家族揃って食卓を囲み、ママが腕を振るったディナーを堪能。
小さな子供のいる家では、
丸太人形のティオを棒で小突いて、「うん●しろ~~」と、歌いながら、
うん●=プレゼントを出してもらいます。大人達は演技力の見せどころ、
プレゼントは予め毛布の下に隠しておくべし。
その後、敬虔なクリスチャンはミサへ(酔い潰れなければ)、
若者は仲間と夜の街へ繰り出します。
イブの夜の街は静かですが、
1時~2時になれば人出(酔っ払い)も増えてきます。
【12月25日 クリスマス(祝日)】
運が良ければ、気前の良い外国のオジサン、
サンタクロースからプレゼントが届いているかも?
大人はもれなく2日酔いですが、
この日も頑張ってご馳走を食べ、飲み続けます。何たって、イエス・キリストの誕生日ですから・・って、今、思い出しましたね?
クリスマス飾りのベレン人形は、そのまま出しておきましょう。
こちらでは、年明けまでクリスマスシーズン続行です。
【12月26日 サン・エステバン(カタルーニャは祝日)】
カタルーニャではカネロニを食べる日です。
カネロニというのは、大判のパスタで具を筒状に包んだ物。
具は、クリスマスに残った肉を使うのが伝統らしいですが、
最近は魚介類やキノコなどのカネロニも人気。
ついでにお店で買う人も増えています。【12月28日 聖イノセンテの日】
エイプリル・フールのように、嘘をついても良い日。
(イエス・キリストの誕生を知ったユダヤの支配者ヘロデ王が
ベツレヘムの2歳以下の男児を大虐殺、その幼児殉教者達の記念日。)
イノセンテ(=罪の無い)なジョークで騙した後
「イノセンテーー」(´∀`)と、言うのもエイプリルフールと似ている?
【12月31日 大晦日】
スペインではNocheviejaと呼ばれる大晦日の夜、
再度ご馳走ディナーになりますが、イブより外食する人も増え、
特別ディナーを用意しているレストランもあります。家でもレストランでも、
新年を告げる12の鐘に合わせて12粒のブドウを食べるのが習慣。
ブドウを食べ終わったら、スパークリングワイン=Cavaで乾杯!
もちろん、その後も余力があれば街へ繰り出します。
新年はクリスマス以上の盛り上がり?
朝帰りのお供はチュロスとチョコラテで決まり♡
【1月1日 元旦(祝日)】
頭が痛い人も、胃が痛い人も、明日からの仕事に備えて休養。
冬休み続行の子供~若者は、まだまだ元気あり。
【1月5日 東方の三博士パレード】
赤子イエスに贈り物を届けたといわれる
東方の三博士を迎えるパレードが夕方からあります。テレビでも放送されるけど、
近くで見ると迫力・見応えあり、飴玉もばら撒いてます。【1月6日 東方の三博士の日(祝日)】
スペイン伝統のクリスマスプレゼントといえば、この日。
東方の三博士が運んで来てくれたプレゼントを開け、
ロスコン・デ・レジェス=王様(博士)のケーキを食べて祝います。王様のケーキの中には人形が忍ばせてあり、
当てた人は1日王様として君臨。
ちなみにソラマメも忍ばせてあり、
当たったらケーキのお代を払いましょう♪(地方によって違うかも?)
・・・以上で、バルセロナのクリスマスシーズンは終了となります。
子供達の冬休みもイルミネーションも終わり、
ベレン人形も、とっとと片付けましょう。
翌日からは、冬のバーゲンとダイエットが待っています・・・。
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