聖ルシア祭、サンタ・ルチア・・ルシアって誰だ?

lucia-2北欧諸国では、12月13日の聖ルシア祭を盛大に祝うそうだが、
聖女ルシアはイタリア娘。
ナポリ民謡「サンタ・ルチア」でも、その名を高らかに歌われている。
・・・と、思ったら、
バルセロナ伝統のクリスマスマーケットの名称は「聖ルシア市」。
ここでも名前が使われている。santa llucia-plus-1バルト海から地中海まで全欧を股にかけて大活躍!
謎の聖女ルシアについて、まとめてみました。
IKEAのルシア祭に行った人も、その名を知らなかった人も、
御用とお急ぎでない方は読んでみて下さいね。

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【シラクサのルシア(ルチア)】
時はキリスト教徒が迫害されていた3~4世紀、
シチリアはシラクサのハイソな家庭に生まれ育ったのが
この物語の主人公(?)ルシア嬢。

ある日、病身の母を癒すために、
奇跡を起こすと評判の聖女アガタの墓前で、
母と共に一晩中祈っているうちについウトウト・・・
眠り込んでしまったルシアの枕元に聖女アガタが現れました。

「ルシアよ、ルチア、カタラン語ではユシアだけど、ロシアじゃないルシア、
アナタも、このアタクシのようにグレートな聖女になるのです」

・・ア、アガタ様?今のは夢?幻?
気がつくと、母親の病は嘘のように治っていました。

【ルシアにお告げしたシチリアのアガタ】
ルシアにお告げをした聖女アガタは、その美しい容貌から
ローマ人権力者に見初められましたが、
無下に拒んだところ激怒に触れ、
キリスト教徒という理由で拷問にかけられ、
なんと乳房を切り取られます。(ヒッ)
火あぶりの刑にかけられようとしたまさにその時、
奇跡の地震が起こって死刑を逃れました。
乳房の形から鐘職人、パン屋の守護聖人、
また乳癌患者の守護聖人でもあります。

【ルシアの伝説】
幸せな少女時代を送っていたルシアですが、
父親の死により状況は一変。
夫を失って心許無い母親は娘ルシアに異教徒との結婚を勧めますが、
ルシアの心は「あの方」の物です。
そう、もうじき世界が大フィーバー(古)する
誕生日を迎えるあの方、イエス・キリスト氏。

用意していた持参金も貧しい人に分け与えたいと言うルシアに、
可愛さ余って憎さ百倍の男=異教徒は
「俺様を振るカトリック女なんか焼き殺しちゃって下さい」
と、タレコミ。彼女は拷問にかけられます。nit monjuic-08世界残酷物語、ルシア拷問の図はカタルーニャ美術館で撮影。

執拗な拷問を受けても動じなかったルシア。
最後には目玉をえぐり取られましたが、
目がなくても見えたという伝説があります。

北欧発・目玉を模ったルシアパン↓ lucia pan【守護聖人として引っ張りだこ】
目がなくても見えた奇跡の伝説から、目の守護聖人である他、
貧者、盲人、病気の子供、農民、電気工、運転手、研ぎ師、(衣服の)仕立て屋、
写真家、作家・・・などなどの守護聖人を兼任。
ヘレン・ケラーも まっつぁおな奇跡の聖女です。

ちなみにナポリ民謡の「サンタ・ルチア」は、
ナポリの港「サンタ・ルチア」を歌った物で、
内容的には彼女とあまり関係無いそうです。
が、もちろん、港の名は聖ルシアにちなんでつけられています。lucia-1【最後に】
プロテスタントの多い(カトリックの少ない)北欧諸国で
崇敬される数少ない聖人の1人が聖ルシア。
スペインでは、さほど注目されていないようでいても、
229年の歴史を持つバルセロナのクリスマスマーケットの名前が
「サンタ・ユシア(ルシア)市」なのですから、
この時季外せない聖人である事は確かです。santa llucia-plus-2聖女ルシアのクリスマスマーケット
バルセロナのカテドラル前で12月23日まで開催中ですよ。

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聖ルシア祭、サンタ・ルチア・・ルシアって誰だ?” への1件のコメント

  1. ウルコさんの泣きで飛んでみました(笑)ホントにがんばりましたね☆
    怖い話で凍りつきましたが、13日に間に合ってよかったです☺

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