これから、不定期ではありますが、
バルセロナが舞台になった映画を、ご紹介していこうと思います。
記念すべき第一弾は「オール・アバウト・マイ・マザー」
(原題は「Todo sobre mi madre」)。
アカデミー外国語映画賞(1999)を受賞した
スペインの巨匠アルモドバル監督の代表作(の一つ)です。
【あらすじ】
女手ひとつで育てた息子を事故で失ったマヌエラは、
音信不通だった夫に息子の存在と死を伝えるために
マドリッドからバルセロナへ向かうが、
そこで様々な女達と出会い、繋がり、別れた夫の秘密に辿り着く・・・。
「女達」は、トランスセクシュアルから、訳あり修道女まで。
広くて狭い世界の濃い人間模様、「まさか」「そうきたか」連発の展開は、
お得意のアルモドバル・ワールドです。
【舞台はほとんどバルセロナ】
122シーン中、95シーンがバルセロナで撮影されている。
わかりやすい背景は、サグラダファミリア、コロンブスの像、
カタルーニャ音楽堂、モンジュイックの墓地など。
【一言】
ペネロペ・クルスが妊婦でHIV感染したシスター役。
そして、夫(お父さん)役の俳優は今、シウダダノスの議員やってます・・。
改めて観ても新鮮、色んな意味で凄い映画です。
まだ観てない方は必見!
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