バルセロナの準守護聖人?サンタ・エウラリア

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santa eulalia-12月12日はサンタ・エウラリアの日。
冬のフィエスタ、子供のお祭り、などと呼ばれて
バルセロナを挙げて盛大に祝うサンタ・エウラリア祭だけれど、
町の守護聖人なの?というと、ちょっと微妙だ。

20世紀初め、メルセ祭(9月24日)がバルセロナの守護聖人祭として取って変わり、
それまで君臨していた守護聖女のエウラリアは準守護聖人扱いになった。
(但し、今年は諸事情により、聖エウラリアの日もバルセロナの祝日になる)

調べてみると、形式上はどうも、
メルセがバルセロナ司教区の守護聖人、
エウラリアは変わらずバルセロナ市の守護聖人・・・
という事で、それぞれ担当が違うらしい(・・という説明で良いかしら?)eulalia gigante【聖女エウラリアとは】
バルセロナの邸宅にひっそり暮らしていた敬虔なクリスチャン一家の娘、エウラリア。
困っている人を見ると助けないではいられない正義感と優しさの塊の
少女の元には施しを求める人が絶えなかった。

ある日、施し用のパンでスカートを不自然に膨らませていたところを
父親に見つかり疑惑の目を向けられると、
ギクッとしながらも「花を摘んでいたのよ」と機転を利かせるエウラリア。
娘のやり過ぎに釘を刺そうと思いつつ、結局何も言えなくなってしまうのだった。

しかし、エウラリアが過ごした世はキリスト教徒迫害の3~4世紀。
少女のカトリック魂と正義感を天使のお告げが後押ししたのか、
自ら公にキリスト教徒であると告白したエウラリアには、
彼女の年齢と同じ数、13の拷問が待ち受けていた。

鞭打たれ、切られ、焼かれ・・・、
ガラス片・釘・鋲などの入った樽に押し込まれて樽ごと下り坂に転がされる。
それでも動じない少女を辱めようと、裸にされ町中引き回された時、
大雪が降って(バルセロナで雪が振るのは稀、奇跡)エウラリアの身体を包んだとか。
最期にX字型に磔られて、とうとう力尽き目を閉じた(亡くなった)時は、
口から鳩が飛び立ったとか・・・
痛ましくも劇的な逸話の数々は、さすがバルセロナ生粋の守護聖女。

【まとめ】
サンタ・エウラリアはバルセロナ市の守護聖人だが、扱いは準守護聖人。
聖エウラリア祭は、バルセロナの冬のフィエスタとして
子供向けイベントを中心に数日間盛り上がる。
今年の聖エウラリアの日は特別に祝日!で、
サンタ・エウラリア祭2016は2月11~14日開催。
フィエスタのプログラムは後日アップしますのでお楽しみに。

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バルセロナの準守護聖人?サンタ・エウラリア” への5件のコメント

  1. ありがとうございます。
    スペイン人たちに12日は休みだと聞かされ、
    なにそれ? と思っていましたが、やっと意味が分かりました。
    しかし今年なぜ特別に休日になったかは、いまだにわかりません。
    こんなこと、日本じゃありえませんよね!
    バルセロナのどの辺にお住まいですか?

    • souyさん、コメントありがとうございます。今年はカタルーニャの日だったか?祝日の一つが日曜日で休みが減っちゃうので聖エウラリアの日が祝日・・という事らしいです。私もニュースを検索してつい最近知りました。何処に住んでるか?は、内緒です。バルセロナに詳しい人にはバレているとは思いますけどね。

  2. バルセロナに留学中です。明日、2月12日にエウラリアのフィエスタを見に行きたいのですが、おすすめの場所や時間などありますか?

    • 澤村美月さん、コメントありがとうございます。
      エウラリア祭のプログラム記事を更新していますので、
      そちらを参考にして楽しんで頂けると幸いです。
      昼も夜もイベントは多いですよ♪

  3. スペインの旅をバルセロナから始めます。
    大聖堂に眠る バルセロナの守護聖女 サンタエウリアさん を知りたくて たどり着きました。
    ご説明をありがとうございます。
    なんて優しくて強い方なんでしょう。教えて頂いたので、大切にご挨拶できます。
    21日から入りますので、守護聖人のメルセ祭に参列します。より身近かになりました。ありがとうございました。
    一人旅なので、貴女の発信を遡って拝見します。

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