カトリック国スペインで伝統のクリスマス飾りといえば、イエスの誕生シーンを再現したベレン人形(またの名をペセブレス)。
イエスの生誕地であるベツレヘム(スペイン語で「ベレン」)を背景に、馬小屋(スペイン語で「ペセブレス」)で生まれた赤子イエスとそれを見守る聖母マリアと義父ヨセフがメインの人形飾りです。
12月25日を過ぎても、カトリックのクリスマスシーズンは続きます。救世主イエスの誕生を知った東方の三博士がラクダに乗って遥々イエスに贈り物を届けに来たのが1月6日。近年は外来文化のサンタクロースも定着していますが、昔からクリスマスプレゼントといえば、1月5日の夜に三博士から届くのがスペインの伝統です。悪い子にはプレゼントではなく石炭が届くそうな。
正統派のベレン人形(ペセブレス)がフレデリク・マレー美術館の庭に飾られています。美術館へ入場しなくてもご覧になれるので、ぜひ行ってみて下さいね。
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【フレデリク・マレー美術館の庭のペセブレス】
展示は2018年2月2日迄
火曜日~土曜日
10:00-19:00
日曜日・祝日
11:00-20:00
(但し、12月25日と1月1日は休み)サン・ジャウマ広場にもアートなベレン人形(その記事は⇒コチラ)が飾られていますが、フレデリクマレー美術館の庭のベレンの方が伝統的かつ美しい♪と、市民からも好評のようです。
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